長歌・短歌・旋頭歌、片歌の総称だが、狭義には31音を定型とする短歌のことを指すため、三十一文字(みそひともじ)とも言う。奈良時代には倭歌(わか)・倭詩(わし)と言った。
また、日本神話ではスサノオが詠った「八雲立つ出雲八重垣妻ごめに八重垣作るその八重垣を」(『古事記』速須佐之男命「夜久毛多都伊豆毛夜幣賀岐都麻碁微爾夜幣賀岐都久流曾能夜幣賀岐袁」、『日本書紀』素盞嗚尊「夜句茂多菟伊弩毛夜覇餓岐菟磨語昧爾夜覇餓枳都倶盧贈廼夜覇餓岐廻」)が日本初の和歌とされることから、その初めの語句を取って八雲(やくも)ともいう。「八雲の道」といえば「歌道」の事である。
「八雲の道」と同じく「歌道」を表す言葉に大和・日本を現す敷島(しきしま)を使用した「敷島の道」がある。これは直訳すれば「日本の道」という意味になり、歌を詠むことが日本古来の文化であることを示している。
なお、沖縄には琉歌というやや独特の形式がある。

